三國清三 レシピ付き試食＆講演会

　月曜日の午後、帯広のホテルで三國清三シェフの試食付き講演会がありました。司会が三國シェフの話を引き出しながら進行して行く形で、題目は「世界の三國と食の安全・安心を考えよう」です。

テーブルには黒豆茶がサーヴ。スープスプーンとパン皿がセットされていました。

　

名付けて「十勝大地の恵みの野菜スープ」だそうです

黒豆のパンとミルクパン
黒豆の味が引き立つパンでした　ミルクパンはとてもやわらか

　協賛している十勝の企業が材料を提供して、三國シェフが作ったスープです。札幌のミクニ・サッポロではミクニレストランと言っても三國シェフが調理している訳ではないでしょうから、とても貴重な体験でした。

　お話は三國シェフの生い立ちから、シェフになろうと思ったきっかけなどでした。三國シェフの言葉で「そうだよなあ」と思ったのが、「日本全国、生産者はうちが一番だと思っている。確かに十勝の食材は素晴らしいけれども、それに付加価値を付けることによって更に胸を張って出せる物になる。」ということでした。

　各地のお祭りに行くと「この土地は特産物の売り方が上手だな」とか「これではなかなか売れないよね」と感じます。地方の田舎だと特産物の売り上げが財政を左右するので、なんとしても工夫が必要だと思うのですが。



　みんなで同じ方向を見ながら試食するのは、体のどこに入ったのかわからないような不思議な雰囲気でした。ど真ん中でみんなが試食している間、ずっと居眠りしているおじいさんもいてびっくり。よほど疲れてたんだか･･･。

　いつもいつもこのような講演会があると「し、質問したいけど･･･。」「･･･出来なかった。」状態になり、後悔する私。また今回も、世界の三國とお話しできる機会を逃してしまった私。帰りの車の中でも「こうやって質問すれば良かった。」「これも聞いておけば良かったな。」なんて思ったりして。終わってますって。

十勝大地の恵みの野菜スープ

＜材料＞
タマネギ
キャベツ
インカの目覚め
トラ豆
青大豆

カブ
ゴボウ

赤豚（塩漬け）
ブイヨン

塩・胡椒

＜準備＞
赤豚のバラ肉を塩と砂糖・香辛料にて３日間漬け込み、
その後水洗いして、冷蔵庫で乾燥させる。
（別名：パンチェッタ）

豆類は一晩水につけてやわらかく戻す。

＜作り方＞
①
鍋にオリーブオイルを入れ、小さく切った蒸気の豚肉を炒め香りを出す。

②
①の鍋にタマネギ、キャベツ、カブ、ゴボウを炒め、甘みを出す。
ブイヨンを入れ、温まったら、インカの目覚めと２種類の豆を加え、
仕上げに塩・胡椒を入れ味を調える。

　帰りに有機栽培の黒豆を買ってしまいました。駅の中にナチュラルCOCOという自然食品屋さんが入っていたので。オイルコーティングしていないレーズンも発見。白樺通りにも店舗があったはずなのでそちらでも置いてあるかも知れません。

イサム・ノグチ ポストカード

　気になっていた殺風景な壁。ポストカードを入れたフレームを吊してみました。大きさも質感も違うフレームが素敵に飾られているのが外国映画の中によく出てきます。今思い出せるのは「SIX　SENCE」くらいですが、秩序のないまとまりっていうのかしら？と思っていますが、自分ではそんな大胆な冒険はできません。で、こんなになりました。全然おもしろみがない飾り方。

　でも、少し前は右のポストカードを飾らされていました（もちろん夫に）。夫が自作した愛車のポストカードです（どんだけ好きなのさ！）。時間があればEOS30D（ご存じの方は結構重いのがおわかりになりますよね）を引っ張り出して何でも写真に収める夫です。自分の車も、もちろん例外なし。ポストカードにするくらいの写真は当然何十枚もあります。

　でも今回はその上にイサム・ノグチのポストカードを重ねました。

　モエレ沼公園内のレストラン「ランファン・キ・レーヴ」に食事に行った時に売店で購入した物。イサム・ノグチだからと言ってお値段も高くなく、センスのいいカードです。モエレ沼公園の構想を練った時のスケッチです。

　そしてさりげなく５歳児のカブトムシの絵を。非常に見づらいですが、下に幼虫がいて生まれて大きくなった一大成長期なんですって。

　真ん中の渋いお花のイラストはJobs Handtryckのもの。スウェーデンのファブリックメーカーです。素朴な植物柄が多いですが、上品な雰囲気が漂います。去年、北海道当別町のスウェーデンハウス内センターハウスで紹介されていました。タペストリーが何枚か掛けられていましたが、パターン・色遣いがグッとくるものばかり。でもお値段もよくて。センスのいい義母もとても気に入っていました。興味のある方はHPあります。また、AllAboutにも紹介されていますよ。

お正月飾り

　飾ってみました。少し不気味なお多福と破魔矢。お多福は祖母から譲ってもらった升、破魔矢は今回の旅行で鶴岡八幡でお参りした時に購入した物です。

　今年、前厄の私。巫女さんに「前厄なんですけど･･･。」と聞いて買ってきたお札はお財布に入れてあります。さて、うまく乗り切れるでしょうか･･･。

絵本作家 黒井健

　我が家のカレンダーに次の年の１月まで載っているのを知って、お正月明けてから丸善でカレンダー選びをしました。選んでいる人も余り多くなくてゆっくり選べるし、嬉しいことに10％オフです。

　小さなカレンダーが気に入って購入。お正月休みも終わり、自分の家に戻ってきてカレンダーを掛け替えようと思ったら･･･。

　偶然にも同じ画家さんの絵でした。やさしいタッチの絵で和みます。黒井健さんは絵本作家で有名な方で、岐阜県の清里にギャラリーを持っていらっしゃいます。

　そう言えば、５歳児の持っている絵本で似ている画風のものがあったなあと思ったら･･･。

　

　知らぬ人はいないくらいの有名な絵本「ごんぎつね」と「手袋を買いに」の絵も黒井健さんでした。５歳児が「今日は短い絵本でいいから読んで。」と持ってくる決して短い話ではない絵本です。息子もこの絵に何かを感じるのでしょうか。これから絵本選びも気になるところが増えそうです。

期間限定 クリスマスラジオ

　私はよりも（北海道のFM　AIR~G）が好き。高校までの片道１時間半もラジオを聴きながら。タイムテーブルも暗記していたりして、なかなか渋い女子高校生でした。それが、仕事を始めてラジオ漬けから遠ざかること数年。転勤して仕事中はもちろん聴けませんが、今度は非常事態。電波の届かない場所だったのです。電波難民になりました。それを夫が八木アンテナを屋根に取り付けてくれ、育児休暇をラジオ天国にしてくれたのです。

　今はインターネットラジオなるものも登場して、色々なジャンルの音楽や色々な地域の生ラジオを聴くことが出来ます。最近は喫茶店で流れている音楽を、とジャズを聴くことが多くなってきました。そんなジャズを聴くことが出来るサイトはないかしら？と夫に聞いてみたら、夫が見つけてくれました（「探してね」というサインがわかったらしい）。SKY．fmというサイトです。

　色んなカテゴリーの曲があって、'80ベストヒットだとかスムースジャズだとか選択できます。今は期間限定のクリスマスチャンネルもあって、ゴスペルやスタンダード、クラシックのクリスマスソングが特集されています。CDが何枚あっても負けてしまう曲数、エンドレスでクリスマスソングが聴けます。ネットをする合間にでも聴くと、クリスマス気分が盛り上がりますよ。